ピンドン

だいたいすべて妄想で虚言 虚構の中に暮らしたい

ヒナについて

235話までのネタバレを含みます

ちょっと不気味に見えたヒナの話、不気味っていうのはわたし視点なので、あれが気にならないひとはきっと気にならないだろうなという

気になるひとだけ気になる、ほんとにちょっとした問題なんだろうなってだけです

 

ちょっとヒナが気持ち悪かった

わたしは恋愛と友情の境目があいまいなタイプの人間なんですが、だからこそヒナの行動にちょっと怖さを感じました

でも多分ああいうのがタケミチに求められる女なんだなっていうのもわかるので、そこはそれで置いておく……ただあそこまで行っちゃうとちょっと狂気ではあるよね?

どうしてかたくなに「きみ」なんだろう……タケミチくんじゃないんだ……?

今読み返してきたけどタイムリープしてきたタケミチを関東事変のときはちゃんと「タケミチくん」って呼んでる

でもヒナとの結婚をダメにして戻ってきちゃったタケミチには、「きみを応援するよ」って言ってるからそういう線引きなんだろうか?ちょっと不気味でしたという話

 

自分が恋したタケミチのことは「タケミチくん」って呼ぶようにしているのかな

未来からきた、結婚式をダメにしたタケミチのことは、「きみ」なのかな……

 

最新話のなぐさめるヒナは聖母のようだと言われているのも見たんですけど、あれってほんとに優しさなのかなって思ってしまう

将来をともにしてもいい彼氏が、あんなにぼこぼこになって帰ってきたら、普通はもうやめて、じゃないのかな………つらかったら泣いていいんだよって

ヒナはお母さんじゃないんだよ、彼女なんだよ……あとタイムリープしてきている自分の彼氏がああいう精神性を持っていることに、苦しくなったりしないのかな

愛の前にはそういうのはもうどうでもいいのかな

 

ヒナはどういう気持ちで今のタケミチを応援しているんだろう

この未来を続けていったら、また自分が死んじゃうかもしれないって思わないのかなあ

ヒナは一体どんな気持ちでマイキーの話を聞いているんだろう、どんな気持ちで東卍のみんなのお見舞いを受けているんだろう

 

本当にいい友達だと思ってんのかなあ……その友達の中に、マイキーは入れてもらえているのかな

 

偶発的とは言っても、タケミチが帰ってきたことによって、死ななくてよかったドラケンが死んじゃったことには、どう思っているんだろう

それでも、つらいときは泣いていいんだよって言っても、つらいときはやめていいんだよ、とは言わないんだなあ…………

 

という、理想の彼女像がちょっと不思議というか、タケミチに現状そこまで入れ込みたい理由が作品上で見えないので、なんというか、わたしには不思議だなあと思えるというだけの話です

 

 

なあ、ヒナちゃんや

つらいときはまず泣いていいというなら、どうしてきみは天竺戦のときに、マイキーに泣かせることなく、戦いに行かせたんでしょうか

友達が亡くなるだけであの状態のタケミチにそこまで言えるなら、妹が亡くなったマイキーの気持ちは、思いやれないんでしょうか

 

彼氏と友達のお兄ちゃんって、そんなに違う扱いなんか?